特定非営利活動法人 まちづくり楽会
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田島謙一さんインタビュー

風と土の館・野田の運営で、理事・館長として、管理運営にご苦労いただいている、田島謙一さんに是非語っていただきたいと、ファックスを入れてコンタクトをとったところ、携帯にコールが入り、これから、埼玉県の農林部農地活用推進課の方たちが、これから見えられるとのことでしたので、何を置いてもという勢いで、カメラとメモ用紙を用意して現地へ向かいました。

インタビューの途中、埼玉県職員の皆さんもお見えになり、逆にこちらがインタビューされることに。
館の内外を観ていただき、現状と今後の課題についてざっくばらんにお話ししました。

田島さんは、東松山市の蛍の里づくりにも参加されており、以前から環境問題には深く関わってきた方です。
古民家を活用して、「都幾川天の園自然構想」を展開して、唐子地区のハートピアまちづくり協議会とパートナーシップをとって活動もしてきた経緯もあります。この活動だけでも、大きな取り組みなので、今回は割愛します。

唐子地区に古民家を移築してやりたかった活動が、たまたま、野田の農家をお借りできることになり、ここを拠点に唐子で取り組みたかった活動が、ここで実現したと言うことでもありました。

まずご苦労話から
竹藪や前畑も今から想像できないくらい荒れ放題で、みんなの協力もありましたが、一番手を尽くしてくれたのが田島さんでした。
北側の部屋は床の根太が腐ってふかふかなのを、田島さんの友人と二人で全部付け替え工事、ホームセンターを何往復もして、材料や工具も調達、工具はレンタル、プロ並みの作業でした。

昨年のエコサロン野田のリニューアル工事でも、農機具、農薬、古米など諸々を、それぞれ仕分けをしながら、適正に処分したのも、相当骨折り仕事だつた様です。

風と土の館・野田の手製の看板は、田島さんと奥様の手もお借りして建てられました。
文字は理事の屋代明子さんの手によるものです。
舞台のオブジェも田島さんの手作りです。
エコサロン野田に据え付けられた、重厚なテーブルが訪れる人の目に触れますが、これは奥多摩天祖山の、神社の楢の木で、材木屋さんに譲り受け、田島さんが製材して据え付けられたものです。価格は一寸つけられませんが、つけるとしたらそれ相応のものでしょうね。

先日、東京から知的障害者三十人ほとが宿泊しましたが、食事はここでされていました。 開放感があって、部屋でいただくより食欲も増すということでしょう。
エコサロン野田の壁面の崩れもあえて修復せず、そのままにしたのも、子供たちが古い家のつくりが分かるように残しました。これも田島さんのアイディアでした。
それて、日々草刈りや、屋敷内外のメンテナンスもあります、ようやく館運営もめどがたつたところですが、今後ここら辺メンテナンスの費用なども捻出して行く方向を考える必要があります。
現状、彼のこうしたご苦労がなければ、この館の運営はあり得ないのです。

つぎに課題について
トイレの浄化槽管理、トイレの増設、風呂や洗面所も増設したいとのことです。
予算が可能なら、照明器具の交換、火災報知器の設置なども順次やっていきたいとのことです。
床の間の通し座敷の根太もふかふかが始まっていて、これも修復しなくてはなりません。

またエコ体験のプログラムの一つとして、自転車の修理と活用もやっていきたいとのことです。
それと、常時管理していただける方が欲しいとも仰いました。そうしたことも、今後考えて行く必要がありそうです。

今後について
都市と農漁村交流交流など社会的ニーズは高まるが、安全上の問題、ボランティアや指導者の問題などを挙げておられました。
拡大するのは簡単だけれども、我々自身のスタンスを問い直す必要もあるとのことです。

この館をお預かりして、なにはともあれ動き出してしまったわけですが、今後安定して、運営していくためには、まだまだ、クリアーして行かなければならない、課題は多いというのが、お話を伺いながら、改めて、再認識したという感じでした。
だだ、来館していただいた方々の、満足したお顔をみると、こうした苦労も報われるというところでしょうか。

2009年7月17日、風と土の館・野田にて(インタビュー・石川)

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